足場屋・塗装屋工事職人として独立開業・会社設立したい方へ
職人として実績を積んでいくうち、経験やノウハウを身につけ新人の頃とは違った振る舞いができるようになっていくものです。その中で「十分スキルを身につけたので今度は自分自身が受注側に回り、独立してもいいのではないか?」と思うようになることもあるかもしれません。
実際に、足場工事職人として独立・開業する際にはどのような手続きが必要なのか、また失敗しないためにはどのような点に気を付ければいいのか、解説していきましょう。
足場工事職人とは?
足場工事職人とは、住宅の工事現場においてその名の通り職人が行き来する高所の「足場」を作ることに専門特化した職人です。
建設現場において必要不可欠となる足場について、資材運びや配置からはじまり解体と後片付けにいたるまで、責任を持って担当することが大事な使命です。
足場のことを専門的に取り扱うからこそ、スペシャリストとしての活躍を求められます。
参考までに、鳶職(とび職)とは、一般住宅ほか、ビル、マンションなどの現場において、高所での建築工事に着手する職人です。
新築に限らず、改修・解体工事の現場でも活躍し、建設現場に欠かすことができない存在です。
足場工事の具体的な仕事内容
足場職人の仕事は、足場を組み立てるために使用する資材の発注作業からはじまります。納期やコストをすりあわせながら必要な資材をすべて注文したら、工事日には自ら現場へ資材を運び入れます。その日の作業に必要な資材を配置し過不足がないことを確認したら、いよいよ組み立ての作業です。 足場工事では安全確保が非常に重要であることから、足場のみならず物の落下防止のためのメッシュシートなどの設置も必要です。そして無事に作業が終われば、組み立てた足場の解体・片付けも責任を持って行わなければいけません。
解体後には、近隣の方のご迷惑にならないようきっちりと清掃も行い、周辺がきれいな状態になっているか点検した上で作業終了となります。
力仕事からデスクワークまで、幅広い業務をこなしながら安全な現場を実現する仕事と言えるでしょう。
独立開業前に何をするべきか
こうした足場職人の仕事を軸に、新たに独立開業をするのであれば会社の基本情報を現実的に考えていきましょう。
例えば一言で「会社」と言っても、株式会社なのか合同会社なのか、有限会社なのかによって条件が変わります。それぞれどのように違い自分の会社にはどれが適しているか、十分検討する必要があります。
さらに、次のような内容についても具体的に知識を身につけなければいけません。
■経理や財務といった金銭関係について
■保険について
■各種許可・届出・登録作業について
■人材の採用について
■開業届や各種申請書の作成について
■融資や補助金・助成金申請について
これらの知識を身につけないまま独立開業してしまうと、のちのちトラブルを招いてしまう可能性があります。最悪の場合には、申告漏れなどの理由によって脱税をはじめとした法的トラブルにも発展しかねません。
必要な知識を身につけ、十分準備を整えてから独立開業の流れに従って具体的な手続きに進んでいきましょう。
独立開業の流れ
実際に独立開業をすることになったら、次のような手順で独立開業への道を進んでいきます。
■開業資金を集める
■事業計画を立てる
■事業所の場所等を決定する
■会社設立の手続きをする
■各種届出を行う
ざっと全体の流れを見ただけでは「案外シンプルだ」と感じるかもしれません。しかし実際に、これらの作業を自分の力だけで行おうとすると、幅広い分野に深い知識が必要になることがわかるのではないでしょうか。
例えば「届出・手続きをする」という行動にも「どこで」「どんな書類を受け取り」「どの項目に」「何を書き」「どんな証明書を用意し」「いつまでに提出するのか」と細かく理解しなければいけません。
こうした手続きに不安がある場合には、「足場職人独立サポート」にご相談ください。
足場職人独立サポートでは、独立を考えているお客さまに対し次のようなステップで支援しています。
1.お問い合わせ
2.最適なプラン検討のための無料面談
3.具体的なプランの調整・確認
4.開業
知識に不安がある点も、プロの視点から詳細を確認しながらしっかりサポートするため、記載漏れや申告漏れが起きにくくなります。ゼロからスタートする人や、まずは独立が現実的なのか判断したい人も、お気軽にお問い合わせください。
足場工事職人として独立開業する上では、足場工事に必要な知識や技術だけでなく経営にまつわるさまざまな知識・ノウハウを身につけなければなりません。
そう聞くとハードルが高く感じられるかもしれませんが、不安を感じているからと言ってそれを理由に夢をあきらめてしまうのは悲しいものですよね。
独立のご相談は、ぜひ「足場職人独立サポート」にお聞かせください。