人事評価制度は必要?導入するメリットや注意点は?

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2021.6.17

人事評価制度は必要?導入するメリットや注意点は?

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人材の特性を見極めるために「人事評価制度」を取り入れている会社は多いものです。

一方で「人事評価は必要なのか?」、「そもそもどんな役割があるのか?」という疑問がある人もいるのではないでしょうか。

改めて、メリットについてよく確認してみましょう。

人事評価制度とは?

人事評価とは、従業員に対して行われる能力や個性の総合的な評価のことです。

普段の仕事ぶりから、その人がどのような特徴を持っているか、働きはどうかといったポイントを一人ずつ評価していきます。

評価した内容は、今後の報酬にも影響を与えます。

評価基準は業績、能力、職務態度といったものが一般的ですが、業務の特色を踏まえ、会社独自の基準を設けていることもあります。

本人による自己評価、上司による評価、社長や役職のある人による評価などいくつかの評価を加味して、結論を出します。

人事評価制度はなぜ必要?

人事評価制度は、従業員の能力をしっかり見極めるうえで必要不可欠なものです。

例えば処遇が適切かどうか考える上でも、人事評価は根拠づけになります。

年に1度や2度、昇給を行っている会社の場合、もし従業員に「自分の給与が適切だと思えない、根拠がほしい」と言われたときには、なぜ昇給額がその金額になったのか具体的な根拠を提示しなければいけません。

その際には、人事評価によって個人の貢献度や能力などを明確にすることで、処遇についての理由づけもしやすくなります。

また、評価内容をフィードバックすることは、従業員にとって「気づき」のきっかけになるものです。

目の前の仕事に集中しているとき、たとえ優秀な人であっても自分の至らない点、できていない点にはなかなか気づきにくくなってしまいます。

かと言って、上司から直々に「ここができていない」と通告するタイミングをうかがうのは難しく、「早急に対処する内容でもないからいいか」と後回しにしたくもなるでしょう。

人事評価は、伝え方の難しい本人の癖もあわせて、気になる部分を共有するためにも重要な存在と言えるのです。

一人ひとりの特徴を加味した効果的な人材育成のため、個人の強みも弱みも客観的に並べ、フィードバックを行いましょう。

そうして得られた個人に関するデータは、新たな施工現場をどの人材へお願いするかといった場面でも役立ちます。

人事評価制度のメリット

人事評価によって得られるメリットのひとつに、個人のモチベーションを向上させられることが挙げられます。

特別な目標がないままに日々の仕事をこなしていると、どうしてもモチベーションを保つのが難しいものです。

しかし人事評価によって評価を受けると「もっと伸ばしていきたい」、「さらに評価されたい」というように、いいモチベーションにつなげられる可能性があります。

役職や給与のように目に見える変化が得られることで、個人の目標を設定しやすいのも魅力です。

もちろん会社側も、人材に対し「こうした活躍を期待している」という意見を伝えやすくなるというメリットがあります。

これにより、会社が目指す方向性などを人材一人ひとりに浸透させていくことができます。

組織として同じ方向を向くためにも、重要な考え方と言えるでしょう。

さらに会社のメリットとして、スキル管理ができることも挙げられます。

組織としてどのようなスキルや経験があるのか一括で管理することは、今後新たな展開を考えていく上でも重要と言えるでしょう。

人事評価制度の注意点

一方で、人事評価制度の注意しなければならない点として、例えばやり方によってはモチベーション低下につながってしまう恐れがあることが挙げられます。

評価を一列に並べると、どうしても高評価者と低評価者が出てきてしまいます。

低い評価が続くと、どうしても「頑張っていてもわかってもらえない」、「この会社にとって必要ないのでは」とネガティブな考えを抱きやすくなるでしょう。

その際には、評価基準を明らかにしたうえで個別面談の回数を増やし、具体的にどういった点が評価につながっているのか、また改善できるのはどこかと細かく共有しましょう。

同時に、現状で評価に値する箇所はきちんと説明し、しっかり評価することによって、従業員のメンタルへの影響も変わってくるはずです。

また、人事評価制度には評価が画一的になりやすいという落とし穴もあります。

評価ポイントが明確になるということは「すでにできあがっている評価基準にそぐわなければ評価されない」ということになりかねません。

すると能力のある人材が「この会社では自分の長所を生かす場所がない」と感じ、ほかへ活躍の場を求めてしまう可能性があります。

評価基準外の領域で活躍している人材についても意識的に評価し、日ごろから個人がのびのびと活躍できる環境づくりに努めましょう。

まとめ

人事評価制度は、個人と組織の結びつきを強くし、一人ひとりの長所・短所を明確にできるチャンスです。

評価した内容をきちんと本人へフィードバックしながら、長所を伸ばせるように働きかけましょう。

やり方によって個人のモチベーションを向上させることにも低下させることにもつながるからこそ、高い意識で導入すべき制度と言えるでしょう。

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